課題
金沢工業大学松林研究室が企画主催する「ののいち22世紀デジタル美術館2」
野々市市には特徴的な観光資源が少ないという課題と、資源があるにも関わらずしっかりとPRできていないという現状がありました。また、野々市を代表する学術機関の金沢市工業大学においても、工学分野の貴重な資料を所蔵する学術的価値の高い文庫である一方、その存在や意義が、学生や一般利用者に十分に認知されていないという課題がありました。
方針
松林研究室では、野々市の新しい観光資源としてのインクルーシブなデジタル美術館を通じて、街のアートや情報を発信することを意図した企画を進められています。今回は22世紀デジタイル美術館2として、松林賢司教授のもと、長谷川章、 バンクシー、岡本太郎、葛飾北斎等、 国際的な作品に加え、 野々市市民や小中学校・高校生の作品も展示をしています。展示の進行運営は学生の宮前光希さんが担当しています。
https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2026/0126_nonoichi22century.html?_ga=2.176176870.231416.1770072169-788700780.1770072169
YDPではこのコンテンツの1つとして、金沢工業大学の「工学の曙文庫」の紹介を「知の宝」というテーマで担当させていただきました。資料の希少性や学術的価値を一方的に説明するのではなく、「工学のはじまり」「先人たちの思考や挑戦」を感じ取れる体験として伝えることを重視。学生の学びと探究心を刺激し、一般の来館者にも知的好奇心を喚起する表現を方針としました。
企画
工学の曙文庫に収蔵されている資料や書籍、空間そのものに焦点を当て、工学の発展を支えてきた知の軌跡をたどる紹介映像を企画。現在の学びと過去の研究が連続していることを示す構成とし、文庫が「保存の場」であると同時に「未来につながる学びの起点」であることを描きました。
演出
落ち着いたトーンの映像と静かな音響設計により、文庫空間が持つ知的で厳かな雰囲気を尊重。
書籍の装丁や紙の質感、ページをめくる所作などを丁寧に捉え、時間を超えて受け継がれてきた知の重みを表現しました。
過度な装飾や演出は控え、資料と空間そのものが語りかけてくるような演出としています。


●ののいち22世紀デジタル美術館2
ののいちカレードにて開催(観覧無料)
1/31㊏~2/8㊐ 10:00~20:00
●工学の曙文庫
工学の創造的探究と、人間性とのかかわりを正しく把握、判断する為には、科学及び工学の発展の軌跡、その歴史的認識が重要かつ不可欠であると確信して、主要な科学的発見、技術的発明の原典初版を収集し、それを教育・ 研究に活用しております。(一般公開はされていません)
https://www.kanazawa-it.ac.jp/dawn/index.html
●ライブラリーセンターPMC
金沢工業大学PMCポピュラー・ミュージック・コレクションは
アート性に富むレコード・ジャケットの数々が、本学学生の感性を 刺激することを期待して1992年(平成4年)にスタートしました。学生のみでなく一番の方もレコードを聞くことができます。
https://www.kitnet.jp/pmc/
月~土 8:30 ~ 17:00
日・祝 10:00 ~ 17:00
●五十嵐威暢アーカイブ
彫刻家・デザイナーである五十嵐威暢氏から寄贈された5000点もの作品や資料が収蔵されSTEAM教育の「A」(アート)における感性教育を行っています。(希望すれば見学できます)
https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitlc/guide/igarashi.html