山立会 白山との共生

課題

白山市で活動する「山立会」は、地域に根ざした重要な役割を担っている一方、その活動内容や想いが、地域外はもちろん、
若い世代や新しく地域に関わる人たちに十分に伝わっていないという課題がありました。活動の意義や継承の価値を、次の世代へどう伝えていくかが求められていました。


方針

活動内容を説明的に伝えるのではなく、山立会に関わる人の姿や空気感を通じて、「なぜこの活動が続いてきたのか」「なぜ守られてきたのか」を感じてもらうことを重視。地域文化を支える人の想いを、等身大で誠実に伝えることを方針としました。


企画

山立会の活動風景や準備の様子、関係者の表情に焦点を当て、地域の中で受け継がれてきた時間と人のつながりを描く映像を企画。行事や役割そのものよりも、それを支える人々の存在を主役に据えた構成としました。


演出

過度な演出や説明的なナレーションは避け、作業音や会話、自然の音を生かした演出を採用。
ひつじの放牧をドローンでとらえ、白山の自然を表現しました。
カメラはあえて近づきすぎず、活動の流れや人と人との距離感を丁寧に捉えることで、山立会が地域に自然に溶け込んでいる様子を表現しました。
映像全体は落ち着いたテンポで構成し、地域文化の重みと、静かな誇りが伝わる演出としています。

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