課題
創業200年を迎える直源醤油は、長い歴史と確かな品質を持つ一方、その価値が「老舗」「伝統」という言葉だけで語られがちでした。節目の年にあたり、過去を振り返る記念映像にとどまらず、次の時代へと続く企業姿勢や想いを、社内外にどう伝えるかが課題となっていました。
方針
単なる年表的な歴史紹介ではなく、「なぜ200年続いてきたのか」「これから何を大切にしていくのか」に焦点を当て、
直源醤油の本質的な価値を映像で可視化することを重視。伝統と革新が共存する企業としての姿を、誠実で静かなトーンで伝えることを方針としました。
企画
醤油づくりの現場や道具、受け継がれてきた製法を軸に、人の手と時間が積み重なってきた200年の歩みを描く記念映像を企画。創業当時から変わらないものと、時代に合わせて進化してきたものを対比させることで、直源醤油の「変わらないために変わり続けてきた歴史」を表現する構成としました。
演出
過度な演出や派手な音楽は避け、蔵の空気感、木桶の質感、醤油の色や香りを想起させる映像表現を重視。
カメラワークは落ち着いた構図を基本とし、職人の手元や工程を丁寧に捉えることで、積み重ねてきた時間の重みと、ものづくりへの真摯な姿勢を伝えました。
200周年という節目にふさわしい、静かで力強い余韻を残す演出としています。